在中日本人男児も被害 メラミン混入粉ミルクで腎臓結石

2008 年 10 月 19 日

中国山東省在住の2歳の日本人男児が、メラミンに汚染された粉ミルクを飲んで腎臓結石にかかっていたことが、18日明らかになりました。症状は軽く入院せずに治療を行っているとのことです。

しかしながら、一連の中国製食品へのメラミン混入による、初の日本人の被害となります。

中国国内でも、5万人もの被害者が出ているメラミン混入粉ミルクですが、流通や生産時に誤って混入されたものではなく、生乳業者が品質をよく見せかけるため、「故意に」混入させたという事が中国での食品安全性の軽視を物語っています。生乳の他に全卵粉からもメラミンが検出されていますが、同じく品質を偽る目的で混入された可能性があります。

実はメラミン混入問題はこれが初めてではありません。

昨年、メラミンが混入した中国産の小麦グルテン・米タンパク質濃縮物を原料としたペットフードを食べた犬や猫が、腎臓疾患で相次いで死亡するなどして、製造元のカナダのペットフード会社が製品を回収する騒ぎがありました。結局この時の教訓が何も生かされず、人的被害が出てしまったわけです。

一刻も早い中国政府の表面上ではない根本対策が望まれます。

中国産冷凍インゲン問題、殺虫剤混入人為的の可能性

2008 年 10 月 18 日

中国産冷凍インゲンから高濃度の有機リン系殺虫剤「ジクロルボス」が検出された問題で、製品の袋に1ミリ程度の穴が開いていることが17日に警視庁の発表で明らかになりました。

この事から、この問題は残留農薬ではなく、製造・流通での人為的な混入の可能性が出てきたわけです。

冷凍餃子の問題も、結局中国国内での健康被害発生が確認され、製造・流通での混入ということが判明しました。最近ではメラミン混入の乳製品による回収騒ぎがあったばかりです。中国国内では死者も出ており、相次ぐ健康被害に中国製品の製造・流通における安全性が問われています。

日本国内でもメーカーの原材料から個人消費者の購入まで、中国製品を避ける動きが出てきており、今後中国政府がこれらの問題にどのように対応し、自国の失墜した信頼を取り戻すかが注目されます。